51歳の会社員が、試行錯誤の中で気づいたこと
前回の記事では、知人のDJバーのWEBサイト制作について、「作る前に、こんなに考えることがあるのか」という気づきを書きました。
記事の結びは、「ひとまず形になりました」「まだ始まったばかりです」というものでした。
正直、あの時点では、本当に完成までたどり着けるのか自信はありませんでした。
そこから実際に制作を進めてみると、思い通りにいかないことが次々と出てきました。
振り返ると、完成までに必要だったのは、特別な技術だけではありません。問題に気づき、原因を確かめ、一つずつ直していくことでした。
今回は、そこからどうやって「一旦完成」と呼べるところまでたどり着いたのか、その過程を記録しておきたいと思います。
完成までに立ちはだかった、小さな壁の数々
サイトの構成が決まり、実際に形にしていく段階に入ってからも、「あれ、思っていたのと違う」ということの連続でした。
たとえば、パソコンではきれいに見えていたのに、スマホで確認すると文字が大きすぎたり、余白が崩れたりする。
また、お店からは「完成が多少遅れてもいいので、見ていてワクワクするような、動きのあるサイトにしたい」という要望をいただきました。
これまでやったことのない演出です。正直なところ、何から手をつければいいのか、見当もつきませんでした。
そこで、まずは「一つだけ、80点でいいから形にしてみる」と決めました。トップページの最初に表示される部分に動きのある演出を加え、少しずつ調整していくことにしました。
振り返ってみると、この時期にやっていたのは、サイトをただ「作る」というよりも、「見つけては直す」の繰り返しだったように思います。
「気づいたら直す」を積み重ねた日々
スマホ表示の崩れは、一か所を直すと、別の場所でまた気になる部分が見つかる。その繰り返しでした。
ある時は、画面の余白が場所によってバラバラになっていることに気づきました。原因を探るため、一つひとつのセクションの設定を見比べ、ようやく共通するルールを見つけて修正しました。
画像をタップして拡大表示したときに、画面からはみ出してしまう不具合もありました。これも原因を調べ、設定を修正しました。
こうした一つひとつは、決して大きな出来事ではありません。
ただ、直してもまた次の不具合が見つかるたびに、「もういいや」と思った瞬間も何度かありました。
それでも、なんとか投げ出さずに進めることができたのは、分からないことを、その都度AIに相談できたからです。
「なぜこうなるのか」「原因として考えられることは何か」を一緒に整理してもらい、自分で実際に試して確認する。
AIに代わりに直してもらうのではなく、原因を絞り込むための相談相手として活用しました。
前回の記事で書いた、「考えを整理する道具として使う」というAIとの距離感は、ここでも変わっていません。
初めて見る人の目で、サイトを確認してみる
自分たちの感覚だけで「もう完成だろう」と判断するのは、少し危ういと思いました。
そこで、AIに、初めてサイトを見る人の立場から気になる点を挙げてもらうことにしました。
すると、自分では気づいていなかった点をいくつか指摘されました。
中には、実際に確認してみると誤解だったものもありました。一方で、「ボタンのリンク先が設定されておらず、正しく遷移しない」という実際の不具合も見つかり、すぐに修正することができました。
ただ、指摘されたことをすべて、そのまま反映したわけではありません。
たとえば、「お問い合わせの導線がInstagramのDMのみになっている」という点については、お店側の意向を優先し、今回はそのままにしました。
問い合わせ窓口を増やすことが、必ずしも正解とは限りません。今回は、お店が普段から使っているInstagramのDMを窓口にする方針だったため、その意向を尊重しました。
AIの指摘を参考にしながらも、最終的には依頼主の意向やサイトの目的と照らし合わせて判断する。
当たり前のことかもしれませんが、今回初めて実践し、その判断の重要性を実感しました。
完成、その先にあったもの
スマホ表示の崩れがひと通り解消できたところで、ようやく「一旦完成」と言える段階にたどり着きました。
ただ、ここで正直に書いておきたいことがあります。
副業としての収入は、まだゼロです。
DJやイベント情報などの実データについては、依頼主の確認を待ってから反映する予定です。検索エンジンへの正式な公開も、もう少し先になります。
「完成した」といっても、それで何かが劇的に変わったわけではありません。
それでも、始めた頃は「本当に最後までできるのだろうか」と思っていた状態から、一つのサイトを形にできた。その事実は、自分の中で確かな手応えとして残っています。
何度も直し、確認し、また直す。その繰り返しの先に、ようやく「一旦完成」と呼べる状態がありました。
まとめ・次の一歩
今回の制作を通して実感したのは、サイト制作は「気づいて、直す」ことの積み重ねだということです。
華やかなデザインや動きのある演出よりも、地道に問題を見つけ、一つずつ解決していく時間の方が長かったように思います。
そして、すべての指摘をそのまま受け入れるのではなく、依頼主の意向やサイトの目的に照らして判断することも、制作の大切な一部でした。
今回制作したサイトは、これで終わりではありません。
実データの反映や公開後の改善など、まだやることは残っています。それでも、一つのサイトを最後まで形にできた経験は、次の一歩を踏み出すための土台になったと感じています。
この経験を、次はどう実績や次の仕事につなげていけるか。
引き続き、LIFE SHIFT NOTEに記録していきたいと思います

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